ディレクターの夢

何睿哲 

CG Director

ローマのコルネリウス・タキトゥスは、「理性と判断力がリーダーにとって基本特質である」と言いました。クリエイティブな仕事においても、ディレクターのリーダーシップが、成功の作品を生み出す要因です。とにかく始めてみる勇気こそが、成功への唯一の道です。
人気のあるキャラクターには皆人を感動させるシナリオがあります。
ディレクターは、リーダーシップを発揮し、作品制作の始まりから完成までの間に、チームメンバーに登場キャラクターの生命力や演じるシナリオの魅力を共感させることが最もチャレンジングな使命です。
シリーズ作品の制作では、往々にして、満足感と不安感を味わっています。
満足を感じるのは、作品が公開されたのを観た時の喜びですが、一方で、前作よりクオリティレベルが向上したかという不安も感じます。
ディレクターは、常に未知なるチャレンジと向き合い、作品の制作コストとクオリティのバランスを取りながら、チームメンバーへの指示や制作リソースの調達など、責任ある仕事で奔走します。しかしながら、それらは作品完成後にすべての価値を見出せる経験となります。

ガンダムとVTuberに対する情熱

自宅の最も大きな壁には、天井から床まで長年収集してきたさまざまなプラモデルを積み上げています。それらを組み立て、塗装、光沢や色を加工し、時には、自然損耗の表面処理まで施したくなります。
しかし、残念ながら、ディレクターの仕事はなかなか忙しいため、収集だけで満足せざるを得ません。
一方、日本で流行っているいろんなVTuberの演出を見ていると、将来的には皆がバーチャルの世界で自分のアバターを持つのではないかと感じます。自分の夢の世界では、AI技術の導入や、言語の自動通訳で国をまたいだ交流や情報共有ができ、3D芸術と技術との融合で、将来の新たな発展を導いてくれるかもしれません。

1日のスケジュール

10:00

仕事開始

上司にチーム全体の状況を報告し、問題点の解決策を提案します。
会社の発展戦略の重要項目に則り、計画を策定し、プロジェクトの進行管理を行います。

11:00

プロジェクト会議

各進行中プロジェクトのメンバーと会議し、作業状況を把握して、当日の作業完了予定を確認します。各プロジェクトリーダーから、技術運用関連の報告を受け、作品の演出表現に関する詳細を打ち合わせして、メンバーに方向性を指示します。
また、案件の進行に合わせて、人員調整も行います。

13:00

ランチタイム

14:00

総合ディレクション業務

コア技術の研究開発および業界の情報を収集しながら、各メンバーの作業状況をリアルタイムに確認します。また、QAの管理手法で、メンバーのプロ意識や判断力を養成します。

18:00

提出データチェック

各プロジェクトのリーダーから提出してもらったデータをチェックします。
案件の仕様が不明確な箇所やメンバーの作業中に生じた質問をプロジェクトマネージャと相談しながら返答します。
社内で解決できない不明点をクライアントに連絡して確認し、随時細かな作業の調整を行い、最終納品データに求められるクオリティへと仕上げます。

19:00

退社

仕事の後は、趣味のプラモデル、キャラクター、CG技術などに関する情報を収集して、自主制作します。やはり物作りに対する情熱は自分の命なのです!

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